階段歩行でわかる【足の崩れ】とは?

院長ブログ

健康ブームでも足の健康はおろそかにされがち!?

昨今は健康ブームですね。色々な情報がネット上を飛び交い何を信じればいいのか?わからない状況ですが、その中でも整形外科的にも内科的にも【足の健康】は全身の健康に大きく関っているのですが、相対的に情報量は少ないように思います。

東洋医学の範疇で足底反射区(当院でも施術の一助として扱っていますが。)は特に内科とも関りが深い部分ではありますがここでは省略します。
整形外科的な部分では当院でも【全身のバランスの崩れ】から起こる痛みや不調は【足の形状の崩れや機能の衰え】からくるということで足の整体やセルフケア指導にも力を入れています。

そこでやはりほとんどの方の、いやほぼ全ての方の足に形状の崩れや機能の衰えがあるということが確認できます。

そもそも正しい足とはどんなもの?

上記の様に足には本来5つのアーチが存在します。以上のアーチが上手く働くことで【足裏のバランス機能】【衝撃吸収】【荷重の分散】【推進力】を担ってくれています。

外反母趾や足裏にタコや魚の目、巻き爪等がある場合は問答無用で足のアーチは機能していないと考えるのが妥当です。

正しい歩行とは?

上記の図のように、踵の底面から接地し⇒外側アーチで小指に重心移動が起こり⇒親指に移動し⇒親指腹で蹴って抜けていく。

これが正しい歩行となりますので、一般的な正しい歩行とされる歩き方(踵の頂点で接地し、つま先で蹴り出す)ではそもそもの足裏のアーチが正しく機能していない場合、ただただ足を崩してしまうような歩行になる可能性が高いのです。

※当院で指導させていただいている歩行については動画がありますので興味のある方はぜひご覧ください。
YouTube愛の宇宙人チャンネル『身体を壊さない【歩き方】出来ていますか?』

階段歩行でわかる【足の崩れ】とは?

上の画像は慢性腰痛を抱えておられて患者さんのものですが、ビフォーの状態で腰痛があり、アフターの状態では腰痛は解消されています。ビフォーの状態は踵が外にずれる変形があります。これは内側アーチが正しく機能していない状態であり、そのため着地の衝撃が腰にダイレクトに伝わっているのです。ただ立っているだけでも足裏のバランス機能の破綻により本来使わなくても良い筋力を使い、腰痛が起こるまでの限界は早くなります。

そこで階段歩行の話ですが、通常の平地歩行でも足は無意識下では崩れる一方ですが、階段歩行となるとより大きな踏ん張る力が必要となる為小指側でしっかり踏ん張る事が難しくなり内側アーチを崩して身体を支える(踏ん張る)ことになります。そしてその瞬間上の写真のビフォーのような状態になるのです。
そしてそれだけの大きな負荷が足にかかるため、そもそもの足の機能が使えていない状態では、より大きな崩れ、崩れのクセが付いてしまうことになります。

しかし冒頭で紹介したように、足の正しいアーチがある状態且つ歩行時の正しい重心移動ルートを辿れているとその崩れも最小限に抑えられる為、上記のような状態にはなかなかなりにくいです。

ぜひ、生活の中で階段で前を歩く方の足首、またはご家族やご友人にご自身の足首の状態を確認してもらってください。

普段身体に痛みや不調のある方で、そういう歩き方になってしまっているは、ぜひ足のケア、トレーニングを一日でも早く始めてみてください。

※YouTubeでは足のケアやトレーニング動画も投稿していますので、ぜひご覧ください。

ActiveLife整体院では元重症腰痛患者の院長が自らを救ったケア方法と、そこから先の根本解決として足裏、足指の施術とセルフケアをお伝えしています。

『足』は身体の土台であり、『足や足指の接地』に問題があると重心の影響から今ある身体の問題を繰り返してしまうと言った観点から本来の【足の機能と形状を取り戻し】ぶり返さない身体作りを目指しています。

ぜひ長く抱えている悩みがあるあなた。一緒に楽しく解決しましょう!

Activelife整体院

柔道整復師 時岡 哲也

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